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漆塗り職人「恭」ブログ
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漆修理・漆修復・漆塗り直しのご紹介
2012.09.04更新
京都漆工房
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京都市下京区西七条北月読町78
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漆塗り家庭祭壇

  建築現場金箔押し工程現場はゲッツ君登場。

現場は慣れてるし、技術も一流のエエやつ。背が低いし天井届くか心配やったけどそこはなんとか。

漆を塗りたくってます。

金箔の接着剤として漆を使います。

近年いろんな塗料が開発されていますが、使いなじんで、一番エエ味になってくれるのはやっぱり漆の箔押しかな。

建築現場金箔押し工程全面に漆を塗ったら、拭きあげます。均一に、均一に。

ここで、先駆けて施していた、すり上げが効いてくる。

すり上げ後は拭きあげしやすく、ムラが出にくい。したがって金箔の光沢も均一になるって要領どす。

ゲッツ君が拭きやすいようにこちとら汗ながしとんねん。

後加工しやすい状態でバトンタッチ。これ鉄則。

最初は余裕やったゲッツ君。しか~し壁のでかさに疲れてきたゲッツ。

最後のほうはワシのボケもほったらかしどす。

漆が乾いてしまうと箔がひっつかへんし。頑張れゲッツ。

 建築現場金箔押し工程

なんとか乾く前に間にあったゲッツ。 建築現場金箔押し工程

継ぎ目の金箔を掃除してます。

うまい箔押し師はこのとき継ぎ目がピシッとそろうねん。

お疲れ!

ワシの作業中はほこりだらけやし、漆にかぶれてもらったら気の毒やし「近寄らんとき!」って言いまくりどす。

それに対して金箔押しになるとお客さんが!ギャラリーが!

いつもそうやねん!

箔屋がエエとこ持って行きよるねん。

たしかに綺麗に並んでいく様は見ごたえあるもんね。

ええねん。縁の下で。

工事現場金箔押し工程 

工事現場金箔押し仕上がり 押しあがりの状態。廻りは後から。

 そして完成。

 

工事現場金箔押し仕上がり 工事現場金箔押し仕上がり

 

建築現場漆塗り工程すりあげ漆塗りは2回行います。

中塗り。上塗りと。

本来、塗師屋としての作業はここまで。

ここからは鏡面仕上げの職人にバトンタッチし、"すりあげ"するのが一般的です。

しか~し!わたしがやっちゃいます。

わざわざ京都から職人を呼ばなあかんし。。

【金箔下の"すりあげ"】

すりあげとは刷毛目やほこりを除去し、できる限り平滑な状態を創る工程です。

塗師屋の塗りのままでも問題なく箔押し作業は可能ですが、さらに丁寧に仕上げるため、すり上げの工程を施します。

工法は企業秘密どす。

伝統工芸の知恵やもんね。守らなアカン!

おしえへんで~。                建築現場漆塗り工程すりあげ        ここで箔屋へバトンタッチ。

さすがに箔押しはデキマヘン。

専門屋に登場してもらいま。

つぎは現場の金箔押しをお見せすんで。

では行ってきます。

建設現場 漆塗り 下地水砥ぎができたら天井を廻っている幅木と立て隅の四分一をへらつけ。隅をピチットつけるように。これでヘラ付けは終了。

全体を細かい粒子のひきじを刷毛塗り。 建設現場 漆塗り 下地

半田地は極端な乾燥に強くないです。

夏場のジメジメした多湿状態からエアコンでいっきにドライ。この繰り返しでダメージを受けます。まだエアコンが無い時代からの工法ですもんね。

半田地を守ってやるためサーフェーサーでコーティング。下地を守りながら研磨シロを創ります。

そして研磨。

平滑に。平滑に。

この段階で下地終了。

金箔貼った時にウネウネに見えるかスカッとするかはこの段階で決まっています。

せっかくの金箔仕上げですしスッキリしときたいね。

さて。

漆塗りします。

建築現場漆塗り工程 塗りたて現場は一人なんで自分の塗ってる姿をカメラできひんだ。

なんで。

塗りあがりの状態へジャンプです。

ピカピカでしょ。まだ乾いてません。

乾くと艶が引く艶消しの漆を塗ります。

京都では金箔押し仕上げの場合は金箔の発色をストレートに見せるため、艶消しの漆塗りを施します。

まだウエットな状態なんで鏡みたいに映ってます。これで下地の状態がリアルに分かります。ピシッとしてるね~。ワイルドだろ~。

建設現場 漆塗り 下地 寒冷紗はったら地の粉をヘラつけ。

厚みを持たせながら、下地の凹凸を修正するように全体に付けます。

建設現場 漆塗り 下地 

特別補てんが必要な個所に"つくらい"。

そしてまた全体につけます。

建設現場 漆塗り 下地地の粉がつけあがったら平滑になるよう研磨します。

この下地は水に濡らしながら砥ぎます。時間をかけず手早く丁寧さを求められる行程です。ここまでの下地が基礎。

完成してからは目立ちませんが、商品寿命を創る重要な下地です。

建設現場 漆塗り 下地まいどおおきに。

 

現場で漆塗りしてきました。

下地が合板。

最終は金箔押しで仕上げます。

最初はこんなかんじ。

合板の継ぎ目をパテで。

この継ぎ目がかなりの曲者。

それぞれの板が反ってるから継ぎ目で曲がってる感じ。

分厚い下地がいるな~~。って直感で。

建設現場 漆塗り 下地 

パテ埋め後は寒冷紗。

木割れをとめたり、

継ぎ目のやせ止めなど重要な下地。

天井まで2m。一枚で貼ります。

ピンク色してるのはイチゴ味。

マジで!って思ってる人!

正解。

そんなわけないし。

 

ヘラでしごいてしっかりと貼ります。

 

つづきはまた見せるぜ~。

 

 

100の壁

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双鈴ゴルフクラブ土山

6350やや長い目コースにて。

INスタート44のハイスコア!

パー4回。ワオ~!

これは100切り見えてきた!

しか~し!。OUT57のトータル101!

100切り目指して男のパット見せたったら4パットしたがな!

悔やまれるパット多すぎ!

新しい相棒は大活躍。

しかし100の壁高し。。

卒業はまだ先。。

子供の日

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DSC_0107.JPGカーネルサンダース。

イケてるね。