水砥ぎができたら天井を廻っている幅木と立て隅の四分一をへらつけ。隅をピチットつけるように。これでヘラ付けは終了。
半田地は極端な乾燥に強くないです。
夏場のジメジメした多湿状態からエアコンでいっきにドライ。この繰り返しでダメージを受けます。まだエアコンが無い時代からの工法ですもんね。
半田地を守ってやるためサーフェーサーでコーティング。下地を守りながら研磨シロを創ります。
そして研磨。
平滑に。平滑に。
この段階で下地終了。
金箔貼った時にウネウネに見えるかスカッとするかはこの段階で決まっています。
せっかくの金箔仕上げですしスッキリしときたいね。
さて。
漆塗りします。
なんで。
塗りあがりの状態へジャンプです。
ピカピカでしょ。まだ乾いてません。
乾くと艶が引く艶消しの漆を塗ります。
京都では金箔押し仕上げの場合は金箔の発色をストレートに見せるため、艶消しの漆塗りを施します。
まだウエットな状態なんで鏡みたいに映ってます。これで下地の状態がリアルに分かります。ピシッとしてるね~。ワイルドだろ~。
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