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2012.09.04更新
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漆塗り家庭祭壇

建設現場 住空間 金箔押しの工程

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  建築現場金箔押し工程現場はゲッツ君登場。

現場は慣れてるし、技術も一流のエエやつ。背が低いし天井届くか心配やったけどそこはなんとか。

漆を塗りたくってます。

金箔の接着剤として漆を使います。

近年いろんな塗料が開発されていますが、使いなじんで、一番エエ味になってくれるのはやっぱり漆の箔押しかな。

建築現場金箔押し工程全面に漆を塗ったら、拭きあげます。均一に、均一に。

ここで、先駆けて施していた、すり上げが効いてくる。

すり上げ後は拭きあげしやすく、ムラが出にくい。したがって金箔の光沢も均一になるって要領どす。

ゲッツ君が拭きやすいようにこちとら汗ながしとんねん。

後加工しやすい状態でバトンタッチ。これ鉄則。

最初は余裕やったゲッツ君。しか~し壁のでかさに疲れてきたゲッツ。

最後のほうはワシのボケもほったらかしどす。

漆が乾いてしまうと箔がひっつかへんし。頑張れゲッツ。

 建築現場金箔押し工程

なんとか乾く前に間にあったゲッツ。 建築現場金箔押し工程

継ぎ目の金箔を掃除してます。

うまい箔押し師はこのとき継ぎ目がピシッとそろうねん。

お疲れ!

ワシの作業中はほこりだらけやし、漆にかぶれてもらったら気の毒やし「近寄らんとき!」って言いまくりどす。

それに対して金箔押しになるとお客さんが!ギャラリーが!

いつもそうやねん!

箔屋がエエとこ持って行きよるねん。

たしかに綺麗に並んでいく様は見ごたえあるもんね。

ええねん。縁の下で。

工事現場金箔押し工程 

工事現場金箔押し仕上がり 押しあがりの状態。廻りは後から。

 そして完成。

 

工事現場金箔押し仕上がり 工事現場金箔押し仕上がり

 

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