京都河原町三条教会にお邪魔してきました。
大塚司教にお声いただきまして。
漆塗りの聖品がいたんでいるので見に来て欲しいとのことです。
大切に保管されている、聖人のお骨を収めた聖品です。
年代物の漆塗りで、部分的に下地の剥離が見受けられますが、
丁寧に作られていて、保管状況も良いので年代物の割には綺麗です。
朱塗りがメインに面が黒塗り。
時間が経つと朱塗りは赤いろが淡く変化していきます。
現状の朱塗りは50年以上前の漆塗りにもかかわらず色の濃い朱塗りが残っています。
おそらく、制作当初はメッチャ濃い朱塗りが施されていたと感じます。
新品同様の修復をご依頼いただき、後日お預かりすることに。
お骨など大切な品は三条教会にお預かりいただきます。
さ~て。
大塚司教から直々のご依頼。気合入れて修復します。
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